
木を活かし、技を秘める。 日本が世界に誇る伝統工芸、江戸指物。 そのすっきりとした小気味のいい美しさと堅牢さは、木の持ち味と精緻な技とがひとつになって生み出されます。 華美な装飾を施すことなく、シンプルなデザインと控えめ […]

技を極め、思いを入れる。 江戸指物では、一人の職人が最初から最後まで責任を持って作品を完成させます。 ほとんどの工程が、伝統的な鉋(カンナ)・鑿(ノミ)・罫引(ケヒキ)等の「手道具」によって加工されることも、大きな特徴で […]

代表的な樹種 桑(クワ) 江戸指物の世界では、桑は別格といえる存在です。硬く、しかも粘りがあって欠けにくく、精緻な細工を施すことができるため、職人の技を存分に発揮することができる材です。木肌の美しさも格別で、複雑な表情を […]

根本一德 Kazunori Nemoto 昭和27(1952)年10月29日生まれ。 江戸指物師。伝統工芸士。江戸指物協同組合理事。 昭和45(1970)年4月、美術指物師・島﨑國治氏に弟子入り。 14年間の修業後、昭和 […]